2010年7月11日のセブの素顔~その1
フィリピンを構成している3つの地域。
ルソン。ビサヤ。ミンダナオ。
ビサヤ地方の中心、セブ州。
セブ州の中心、セブ市。
そのセブ市のド真ん中と言えるのが、今住んでるお家から歩いて10分弱の
フエンテ・オスメニャという交差点です。
フエンテ・オスメニャの周りを歩いてみると、セブの現実が凝縮されている気がします。
今日はそんなフエンテ周辺を、カメラをぶら下げて歩いてきました。
道端のフルーツ売りは、セブの光景には欠かせません。
これはココナッツを売り歩いてるおじさんです。
この人とのやりとりは、少し緊張しました。
ガラクタを集めて、なんとかお金にして生計を立てている人なんだろうと思います。
ただ、すごく怯えている様子で、警戒心をあらわにしていました。
写真を撮ることには首を縦に振ってくれましたが、それ以上は踏み込むな、という雰囲気です。
きっと身寄りもないんだろうと思います。
究極の貧困状態で、フィリピンでの唯一の救いといえる『家族間のサポート』がないとき、この女性はどういう心理状態なんだろう。
家の近くにある自転車屋さん。
この男の子は毎日ここで働いてます。まだ6~7歳くらいじゃないかと思いますが、周りのおじさんたちが修理の仕方なんかを教えてるようで、腕はかなりのものだと思います。
この子がどういう大人になっていくんだろう、といつも考えます。
確かな技術で、一応手に職はつけられるんだろうな。
この中に人間が隠れています。さてどこに居るかな?笑
花で作った腕輪を売って生活している親子。
1つ5ペソです。
海賊盤のパラダイス。昨日言ったようにTOYSTORY3もあるでしょ。
しかもよく見ると「ブルーレイ」らしいですよ!爆
そのすぐ隣には
少年と赤ちゃん。
道端で果物を売っている家族の子ども達の様です。
その家族っていうのは以前の記事で写真を掲載した笑顔が素敵なおばちゃん達です。
赤ちゃんも、こんな環境で過ごすしかないんだな。
「道端」といえば、この道には
ところどころゴミクズが山積みにされています。
黒い斑点のように見えるのは、全てハエです。
なんでこの人たちはこんな生活をしているんですか?
続く。