セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

2010年9月28日。人生宣言。

突然だけど、

自分の使命は、フィリピン版エルシステマを形にすることなんじゃないかと、今猛烈に感じてる!

エルシステマ。ベネズエラで始まった、音楽教育事業。無料で楽器を提供し、放課後に音楽の授業を行うことで、犯罪防止と貧困削減に繋がり大成功を収めているプロジェクト。既に30万人を超える参加者の多くがスラム暮らしを脱出し、世界の大オーケストラに肩を並べる国立オーケストラも育成、多くの世界的音楽家を輩出。

まずはエルシステマについてとことん勉強し尽くさないと始まらない話だけど、やっぱり自分が主体になる必要があると思う。

自分だから出来るし、自分じゃないとやらないと思う。

自分だからフィリピンを変えられると思う。アジアを変えられると思う。世界を変えられると思う。

卒業してから本格的にこっちで音楽教育プロジェクトを始動できるよう、残りの大学生活を徹底的に有効活用しなければ!

NGO法人としての活動を視野に入れなければならない訳だから、せっかく研修している教育支援NGOのシステムをもっともっと深く観察して運営方法を研究しないと。

フィリピンで音楽教育、貧困削減。この両面に関しても政府・非政府ともにリサーチかけて、まずは客観的に整理せねば。

そして、やはり先行事例を学ぶ必要がある!

ベネズエラでの成功、それをフォローしているアメリカ組織、2007年にはインドでもNGOが設立されてる。

自分自身が音楽教育に関しての十分な知識をつけるのと同時に、直接現場に足を運んでメソッドを学ばないと。

となればスペイン語が必須だ。

来年中に下調べとNGO設立の目途をつけて、エルシステマの目的ために世界一周する必要がありそう。El Sistema NYC、グアテマラでのスペイン語修行、ベネズエラでの本支部見学、キューバとインドはじめとした国々での後発事業ウォッチ。

そして、いかにして楽器を集めるか、これも大きな問題。日本の音楽家資源、楽器資源をいかに活用できるか…日本人の自分はここを考える必要が十分にある。山のように居る音楽に関わらない人生を送っていく音大卒業生、ヤマハに代表される楽器製作技術、そして楽器資源。吹奏楽やオーケストラ産業が盛んな日本だからこそ上手にかかわれる方法が必ずあるはず。

さぁ。本気になるぞ。

まずはマニラに、フィリピン国立オケの演奏を聴きに行こう。

師匠の知り合いが国立オケのクラ奏者の友達なんだった!

あぁ、一度決めると止まらない自分の思いつき!

何かを始めるタイミングなんて予測ができないけど、こう心に決めるとやるべきことばかりが見えてくる。

話を聞きたい人が世界に居すぎる!

どこから手をつけるべきかわからんが。

何言ってんだこいつって思われるかもしれんが。

自分はやるぞ。自分の人生の使い道!

いつかここセブで、笑顔が最高に素敵なオーケストラのコンサートを!

がむしゃらにやってやるぜ!!!!!!

2010年9月28日1時50分。宣言。