なぜだ。なぜ親指の爪だけそんなに伸ばすんだ。
絶対不便じゃないか。
と思うんですけどね。フィリピン人ってなんかこういうの多いんですよ。
坊主なのに一か所だけめっちゃ髪伸ばしてたり。
オシャレなのでしょうかね。OSHARE。
の割に眉毛の手入れをしている男は100%ゲイだと思いこんでしまうこの社会はなんだか…。
よくわからん(笑)
はい、上の写真の爪長少年が発見されたのは毎週おなじみセカンドチャンスです。
今日は、自分がセンターについたら既にアクティビティが始まってて
伝言ゲームで遊んでました。
責任重大な一番手。
英単語の伝言ゲームなので、英語の勉強の一環です。
楽しそうだった。っていうか皆楽しんでた。いいねー。
自分のピアニカレッスンも楽しくやってきましたよ!
「音楽のレッスンやるよ~」って声をかけてピアニカ配りはじめると、
先週練習してた曲を一斉に演奏しだす子供達。
すごい!覚えとる!!
序盤から軽く感動しつつ、今日の授業もしっかりやってきました。
みんなベースになるリズムを周りとほぼ合わせられるようになってきました。
半年前だと考えられない事です(笑)
「自分にはピアニカで音楽が演奏できるんだ」
っていう達成感を、適所適所で感じることができれば、もっとモチベーションも上がって次のステップへのやる気も湧いてくるはず。
そこは、自分が考えてプランしなくちゃいけないとこだな、と感じてます。
子ども達が、楽しみながら、やりがい感じながら、素晴らしい「合奏」を完成させられる日まで、頑張るぞ。
相変わらず元気で笑顔のはじける子ども達。
2年前からフィリピンを見てきてますが、やっぱりストリートチルドレンは減らない。
そこに居るストリートチルドレンを、集めてセンターで生活させるっていう対症療法的なアクションだけでは、状況は変わらない。
今助けるべき子どもを助けると同時に、これから同じような子どもを生まないように何かをしなくては。
まずは、この子たち。
きっと彼らが、ここで何かを学んで、社会に還元できるはず。
その難しさは、ここで繰り広げられる色々なドラマを見てきた自分には痛いぐらいわかってますが…
信じないと、始まらない。
教育を、受けさせてあげないと。
日本国民の義務に「教育を受けさせる義務」ってあるけど、
これは的を射ていると思う。
子どもが子どもである時点で、本当の教育の価値にはなかなか気付けないだろう。
だから、社会が、大人が、責任を持って、彼らの未来のために教育を受けさせてあげないと。
子ども達が、少しでも楽しく、たくさんの事を学んでいけるように、
自分のやってることは蟻ぐらい小さな事だろうと思うけど、
一生懸命やりたいと思う。
そして、新しい社会づくりへ、今は着々と準備を進めなければ。