セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

セブで音楽教育。

フィリピン、セブでオーケストラ教育。 やってる人がいます。 Ingrid Salaさんというセブ出身のピアニストです。 なんと10年ほど前に、NHKが彼女と彼女の活動についてドキュメンタリを作成してました映画 偶々見つけてびっくり。 全部で20分程度(もちろん日本語)なのでよかったら観てみてください↓ NHK Who's Who - Ingrid Sala Santamaria 1/2 NHK Who's Who - Ingrid Sala Santamaria 2/2 やっぱNHK素晴らしいね。NHK素晴らしい目 そしてなんと日本からのボランティアも参加してたんですね。 ふ~む。 非常に、僕のやりたい事に近いです。 そして、単純に素晴らしい事をやっている人だと思います。 ビデオを観ていただいたらお分かりだと思いますが、 クラシックという文化などそもそも存在していないセブ。 そこで音楽教育を通じて人々を感化していければ…。 さらにそこに「社会福祉」という点でのゴールを加え、水準に妥協のない持続可能なオーケストラシステムを構築するためにはどうしていけばいいのか、それが自分の課題であります。 「偶々見つけてびっくり」、というのも、実は彼女の事は元々少し知っていて、 もうすぐ実際にインタビューを出来そうな段階に入っている所だったからなんです。 (なんとオフィスも留学先のUPのすぐ近く!) 彼女の創立したCYSO(セブユースシンフォニーオーケストラ、現在PPP:ピースフィルハーモニックフィリピン)のメンバー経由で、なんとかお会いしてお話ができないか、今トライしてます。 インタビューをしたい人はたくさん居て、最近はアポ取りにも忙しくなってきました。 ただ、ここセブで「会いたい人に会う」のは一筋縄ではいかなかったりしますふらふら 例えば、運よくその人(もしくは団体)に関係したホームページを見つけた。 Emailアドレスが書いてあるので、インタビューのリクエストのメールを送ります。 たいてい返事はありません爆弾どんっ(衝撃)笑 返事せんならアドレス載せるなや!!笑 次に挑戦するのは電話です。書いてある番号にかけてみます。 「お客様のお掛けになった電話は、現在使われておりませんモバQ 本気でこんな調子なんです。 さらに。フィリピン人独特(?)のゆったりとした時間感覚… スケジュール確定に漕ぎ着けるまでに一苦労、さらにそのスケジュール通りにしっかり相手と会うのにも一苦労(前日はもちろん、アポの数日前から毎日確認の電話しないと忘れられます)。 そしてそして。 この不安定な交通インフラ車(セダン)雷定刻のある交通機関がなく、約束の時間から「逆算」して動きはじめることができないのです。 信号機も満足に設置されていない道路信号 一か所でも事故が発生すれば、とたんに大渋滞の始まりです。(そのくせに事故処理はのろーり。) しかも!誰かが亡くなってお葬式、なんて時には100人くらいの親戚ご近所が集まって道路を占拠してのそのそ行進しています。これに遭遇しちゃうともう30分は捨てる覚悟が必要(涙) 発展途上国って、要はこういう事なのかな、と思います。 はかどるものもはかどらない。自分の意志とは裏腹に約束も守ること出来ない。これじゃ、相手からの信頼も得られにくいし、 国の違う相手と、きちっきちっと決められた日付や時間に従って物を進めていくとなると、 …はい。 あぁ、この話に関しては書いているとまだまだ色んなケースが出てくるどんっ(衝撃) 例えばです。明日が締切の原稿があるとします。 最近忙しくてどうしてもかけてなかった。今日も日中は忙しいから今夜集中して仕上げるしかないなー。 さぁ夜だ!やるぞ! と思った瞬間・・・ 停電が来ます雷 パソコンやネットはもちろん使えない。もうこの時の憤りと言ったら…。 しかもこれ災害とかが原因なんじゃなくて、電力供給が追い付いていないために電力会社が計画して起こしてる計画停電なんですよ雷 だったら先に教えろよパンチ 今夜も日本と大事なSkypeミーティングなのですが、こういう日もいつも、なんとか無事に停電を回避できることを祈るのみ…。 おっと。かなり話がそれました。すみません、この辺に関しては日本と同じ勝手では物事が進まず、必然的にすべてに関して効率が悪くなってしまうので、フラストレーションがたまってます(笑) で、オーケストラ犬 ようやくセムブレーク(日本で言う夏休み)に入り、自分のやりたい研究に時間を費やせるようになって来たので、本格的にこのトピックのリサーチに入り始めました。 まずはとにかく文献の読み込みを進めている日々です。 事例研究とインタビューを重ねて、セブで実行するに適したプランを編み出せるよう、頑張ります! インタビューも、めげずに仕掛けていきます(笑) あ、そういえば。 マニラシンフォニーオーケストラ(MSO)という、マニラベースのプロのオケがあるんですが、 ここもオープンな音楽教育プログラムを実行しています。 そのMSOが来月SMの隣にオープンしたRadissonホテルでコンサートを開くため、セブにやってくるんです。 そして、その場でのインタビュー許可が取れました! やはりマニラが拠点の大きな組織ですね、さすがにメールに返事が来て感動しました(笑) CYSOとともにフィリピンの中では今一番気になっているプロジェクトなので、本当にラッキーです手(グー) またインタビューに時に詳しい話は紹介したいと思います! 夢に向かって着実に今できる事を進めていくぞー! 今回の記事に関係あるリンクはこちら↓ MSO(マニラシンフォニーオーケストラ)http://www.manilasymphony.com/the-orchestra/the-mso-training-program/ イングリッドさん http://ingridsalasantamaria.com/ それから、こちらは英語ですがイングリッドさんのTV番組出演時のインタビュー動画です↓ http://www.youtube.com/watch?v=_UX4jitWlc8