セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

ベビーラッシュ?ー動物編

最近、おめでたいことに身近な2組のカップルからお子さんが誕生されました。

一組目は

hanachang babies.jpg

お家で飼ってるワンコ、権兵衛&ハナちゃんご夫妻(?)です!笑

自分も日本の実家に犬がいますが、彼女は生まれて間もなく去勢手術を受けた上、もしそうでないとしても外部のオス犬と接触する機会はさほど多くないと思います。

しかし、ここフィリピンでは家の中だけでペットを飼う、という感覚はあまりなく、自由に外を歩き回る、あるいは放し飼いのケースが多く。

野良犬も多いので、犬だらけと言えます。

今回めでたく(?)5匹のベイビーが生まれた権兵衛&ハナコのカップルですが、

実は権兵衛さんが涙ぐましい妊娠阻止の努力を続けていらっしゃいました。

(詳しくは権兵衛さんのブログを…http://blog.goo.ne.jp/cebu_plumeria/e/58263a257bf0bb87403d1e8e4965677a

結果的に子どもは出来てしまいましたが、一般家庭の水準を考えると、人間の大家族支えるだけでも大変な状況で、こんなに仔犬大量生産してちゃ正直経済的にももたないですよね。

ただ、単なるペットとしての価値が主流になってきた日本の様な国に対して

フィリピンではまだまだ番犬としての役割をはたしてくれているワンちゃん達ですから、

「一家に一匹」は居ると確かに便利なようです。

とはいえ野良犬だらけのフィリピン。

日本の様に、保健所が駆除、というアイデアもなかなか一般的ではないでしょう。

狂犬病はフィリピン長期渡航時にまず注意を受ける病気の一つですし、

道端には車に轢かれた犬を見ることも珍しくはありません。

可愛い動物の命を大切にしましょうね。ってよく言うけど

その言葉も、突き詰めて考えると人間の(しかも一部の人間の)エゴなのかな、って気もする。

豚はかわいくないのか?

イルカは可愛いから殺しちゃだめ。

じゃあ人間は?

屁理屈論になるけどね。こういう事も考えちゃう今日この頃です。

ちなみに、生後約2週間?の5匹の子ども達、家族によれば

"Three of them are already sold out"らしいです(笑)