あっという間に12月も2週目に突入しましたね。
セブに居ると、季節の変化が無いので、本当に時間がいつの間にか過ぎていきます。
改めて四季のある日本との生活のベースの違いに気づかされる。
前記事でも紹介したとおり街はクリスマス一色なのですが、半袖半ズボンでクーラーを効かせてる生活だと、やっぱり自分にはクリスマスが近づいてるなんて実感がないですな。
寒いもんでしょ、クリスマス。
本当はこの週末コタキナバルにちょちょいと旅行してこようと思ってたのですが、なんだか気分が乗らなかったのでセブでじっとしてました(笑)
今度の土曜日に控えたセカンドチャンスの子ども達とのクリスマスパーティの準備もあったり。
このパーティの一番の目的は、彼らにピアニカを人前で演奏する機会を持たせることだったりします。
1か月前から、
「12月11日にクリスマスパーティやるよ!その場でお客さんの前で演奏するから、頑張って完成させよう!」
と発破をかけているのです。
こっちで暮らしていると、たぶんこういう経験もあんまりないんじゃないかなぁ。
だって、まず一か月前に企画されたイベントがその日に実施されること自体、少ないんじゃなかろうか。
政府が2~3日前になって祝日発表する国ですからね。計画性なんてあったもんじゃない。
日本人の感覚だと、「いついつまでに○○を終わらせよう」とか、「何月の試験に向けて頑張ろう」とか、時期的ターゲットを定めて何かに取り組むって結構あたりまえだけど、それはカレンダーどおりに、時計どおりに事が進んでいく日本の社会ならではの事なのかもしれません。
とはいえ、フィリピンに暮らす人々もその感覚を持たないと、きっと世界からの挑戦に立ち向かっていけない。
だから、あえて早めに目標となる日を伝え、そこに向けて完成度を高めようとやってきました…。
が。
なんていうんかなぁ。
僕らだったら上述の様な計画的思考の中で、なんとかその定められた日までに完成に近づけようとするのだけど、
彼らにとってみれば、「いつものペースでやって、その日になったらその日の段階で出来るパフォーマンスをする」って感覚なんですよねぇ。
もちろん、パーティに合わせてクリスマスソングや彼らの好きな曲の練習があったりと、子ども達的にも楽しく参加してくれてるし、選抜隊で演奏するピアニカが得意な子達は練習にも気合い入ってるようなんですが…。
合奏の練習をしてるのは、皆でペースを合わせて、一つのものを作るっていう経験をさせたいから。
まだその辺がうまく彼らに伝えられてないんだよな…と思う日々です。
本番1週間前の練習の様子を公開!
second chance boys play silent night
この見事なまでに竜頭蛇尾な感じ(笑)
いつもは練習に参加しない子もビデオ撮るってなると混じってきて、余計に演奏がぐちゃぐちゃに(笑)
本番までにあと一回だけ教えに行くチャンスがあるので、最後までリズムを合わせるんだぞー!ってとこ強調してきます。
あとは楽しくぱーちぃぱーちぃ。
誰がサンタ役を務めるのか今から楽しみです。わはは。
今週からは、ピアニカ教室で更に新たなチャレンジが始まります!
フィリピン人自身の手でピアニカの演奏を教えあえるよう、希望するハイスクールの生徒を集めてピアニカ指導チームを結成し、彼らのトレーニングを自分が3月に帰国するまでに進めていきます。
明日が初顔合わせの予定… 自分が日本に戻った後もピアニカプロジェクトが継続されるよう、こちらも頑張っていきたいと思います。
では、まだ明日提出の宿題に手をつけてないのでボチボチ始めます・・・(泣)
そうだVISA延長行かなきゃ。8日間だけの為に数千ペソ払うの悔しいなぁー。