1月のメリークリスマス…「教える」と「学ばせる」
先日HAPPY NEW YEARのご挨拶をしたばかりですが、こちらセブは
依然この状態です
よーく見るとこのツリー実は巨大なんですがわかりますか?
昼間の様子はこちら↓
おとといなんて、家の隣のレストランが騒がしかったので
「ちょっと遅めの新年会か?」なんて言ってたら
…なんとそれはクリスマスパーティだったそうです(笑)フィリピン人のクリスマス愛を甘く見てました、すいません
クリスマスのお祝いムード冷めやまぬ中、今度はセブで行われるフィリピン最大級のお祭り
SINULOG(シヌログ)
に向けてみんな浮かれております。
シヌログというのは、セブのキリスト教信仰のシンボル的存在である
「サント・ニーニョ」(写真↓)
を大々的にフーチャーした(?)祭りです。
近所にサントニーニョ像が乱立している今日この頃ww
その祭りの中心スポットとなるのが、
上の写真のクリスマスツリーがある「フエンテ・オスメニャ」という公園と、
ダウンタウンにあるその名の通り「サント・ニーニョ教会」
それから、自分が現在週二回ピアニカを教えに行ってるアベリアナハイスクールに隣接したアベリアナスポーツセンターらしいです。
アベリアナからフエンテに続く道にはたくさんの露店が出ていて
シヌログ特需で盛り上がってます
一応今日からシヌログの期間に入ったようですが、クライマックスは来週日曜日とのこと。
世界中から観光客が集まってごった返すらしいですが、自分はフォトコンテストに参加して賞金がっつりゲットを目指してますんで頑張ります(笑)
今日は、ちょっと用事があってマボロ小学校というSMモールの近くの学校を覗いて来たのですが、
やってるやってる!シヌログの練習
気合い入ってます
日本の高校の体育祭の女子のダンスとか何なのあれ(失礼)って思っちゃうほど完成度高くてびっくり。
やりおるのぅ。おそるべしセブアノ・キッズ達よ
セカンドチャンスの子ども達も例年同様パレードに参加するらしいので、
その一員として紛れ込んじゃおうかなーとか企んだりしてます。ははは。
ところで、マボロ小学校の用事って言うのは、ピアニカ関係の事でして、
実は、僕達PocoPocoとはまた別に、日本からセブにピアニカを運んで来て音楽教育に活用しようという取り組みをされている方々がいらっしゃいます。
マボロには、そちらの団体が昨年ピアニカを寄贈し、放課後の音楽教育活動が行われています。
今月末、一緒にピアニカを披露する場が持てるとの事で、マボロの関係者にお会いしたく学校に足を運んだのでした。(結局今日は会えませんでしたが…。)
初めてマボロの学生がピアニカを学んでいる姿を実際に見ることができました。
僕の理想と考えているやり方とは違う部分も多く、より「自分が何をやりたいのか」に気づかされる機会となり、大きな刺激になりましたし、もともとは触れる機会の無かった「ピアニカ」を使って子ども達が練習に励んでいるところを見ると、なんだか嬉しいですね。
ちょうど昨日、こちらで知り合った日本語教師をしている友人と久しぶりに会って
「『教える』ことと『学ばせる』ことは違う。」という話をしたばかりでした。
学ばせたいですよね、しかも学びあってほしい。
「教える」「教えられる」という一軸の教育環境を、「学びあう」に変革したい。
これがピアニカを通じて自分が実現したい目標なんだなぁ、と実感しました
12月から始まったアベリアナでのレッスンは、希望者を募って新たに結成したコミュニティで、参加者の年齢層が近い。
音楽が好きで、将来は指導的立場に立ってくれることを期待しています。という条件を提示したうえで集まった彼らなので、意識も高いですし、教える側としても要求を高めやすい。
ハイスクールの生徒たちなので、少し深いメッセージを伝えても呑み込んでくれます。
ぜひここで、楽しく、自信を持って音楽に向き合える人材をしっかり育てたいな、と思っています。
この子たちがタンポポの綿毛となって、セブに音楽と笑顔の輪を広げていければ、
きっと音楽と笑顔だけではない、社会そのものを変えていく力が拡散していくと信じて。
っていうか楽しいです(笑)
教えることは好きだし、冗談こそ自分の真骨頂なので、皆で笑いながら確実に毎回進歩していけてるのがものすごい楽しい
来週からは毎回、その日のレッスンの最後にビデオを撮っていこうと約束したので、よく出来た日には皆さんにもお見せできたらと思います!
関係ないですが、自分を裏切ると、自分に苦しむという法則を今日痛いほど学びました。
「ちゃんと」やる。を大切にしていきたいと思います。
そしたら後ろめたさなく、自分に全力をつぎ込めるんだ。
失礼。
今日学んだこと:ドブの水に蚊が異常なくらい寄って来る。ドロを踏んだら、足は極力こまめに洗おう。