セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

原点の現状。ピアニカ1年半の軌跡…(大袈裟?笑)

今日は、NGOの奨学金の配布で、恒例のサンガット→モアルボアル→バディアンと回ってきました。 ただですねー 昨日お友達の皆と愉快に楽しく飲みすぎて二日酔いだった + タクシーが新車で独特の臭いがキツい と悪条件が重なりまして、昼過ぎまで死んでいましたがく〜(落胆した顔)ごめんなさい。道路に嘔吐しましたドコモポイントごめんなさい。 久しぶりの海!セブはやっぱり海ですね!しかもモアルボアルの海ですね! photo.JPG SDカード入れ忘れという痛恨のミスによりiPhoneで撮影。 水平線は平らだけど地球は丸いって知ってるからなんかアーチ状に見える気がしたりしなかったり。 さてさて、今日一番の楽しみはバディアンのマチュティナオ小学校です手(グー) このマチュチナオ小学校、僕の所属する日比交流サークルPocoPocoが初めてピアニカを寄贈し、音楽交流プロジェクトの第1弾となった学校です。 matutinao bamboo.jpg 去年8月の毎日新聞に取り上げられたのは、この時の出来事なんですね。 毎日新聞2010.08.29.jpg ただ、実を言うと、やはり指導者がいないという問題、そして楽器を「いつも鍵がかかっている校長室」で管理していたこと等の理由から、あまり子ども達が僕たちの寄贈した楽器に触れることなく、うまく本来の目的である音楽教育にも活用されていない…という事がわかっていました。 そこで、(僕は授業があったので同行できなかったのですが)前回9月メンバー来比時に先生や生徒達と話し合いをして、「3月にまたPocoPocoがやってくるときに、演奏を聴かせて!そのために、楽器を使って練習してね!」と約束をしたのです目 それから数カ月。 この小学校に、前回の奨学金配布に行かれた権兵衛さんから 「偶々遭遇したんだけど、マチュティナオの子たち、ピアニカ使ってなかなか立派な演奏してたよ。」 とのこと。 お!ちゃんと練習に活用されてるんだ!と思い、ぜひ自分も直接聴いてみたいなーわーい(嬉しい顔)ということで、今回はわざわざ自分が行ける土曜日に日にちを設定してもらって、子ども達にもわざわざ集まってもらい、練習の成果を聴かせてもらってきました! じゃじゃーん。こんな感じでした↓ Matutinao elementary students play Pianica 思ってたよりすごいどんっ(衝撃)笑 6年生の生徒達なんですが、担任の先生が少し音楽をかじっていた経験があるらしく、楽器を使って音楽の授業を行っているそうです。 音楽の授業は週に3回ほど。ピアニカが寄贈されるまで子ども達に器楽を学ぶ機会は無かったのでとても助かっているとの事ですひらめき嬉しいですねドコモポイント PocoPocoとの交流会でピアニカの魅力と楽しさを知った6年生の子ども達が、積極的に練習に取り組んでいる模様! ちなみにこの先生の授業法は 1.楽譜上の記号の意味を理解させる 2.歌って覚えさせる 3.ピアニカに挑戦! とのこと。 たしかにこの「頭に曲をインプットしてから楽器で実践」は大事なとこで、完成の速さが違います今日見せてくれた動画のパフォーマンスは、なんと2日しか練習していないそうです!圧巻犬 既にかなり基礎力がついてるんだろうな。 ハモリのあるアンサンブルに発展させていくとかこのピアニカの最大のチャレンジ。 うまくそのステップアップを手助けできないもんだろうか。。 この先生のように、ある程度の知識と経験があって適切な指導ができる人材がいて、練習する場やコミュニティ(今回の場合6年生の音楽のクラス)が既に存在すると、楽器の活用の度合いが全く違ってきます。 この前提をクリアしている相手を対象にプロジェクトを続けていけば、しっかりと結果が出てくるだろうな、と実感手(グー) そして、今日先生と話していると見えてきた問題で 「23台の楽器を寄贈されたけど生徒の数が33人。練習のときは1台の楽器を2人でシェアすればいいけど、全員が参加して一緒にパフォーマンスをする事が出来ないのが残念…。」 たしかに、せっかく皆で練習したんだから、一緒にアンサンブルしたいよね。 できることなら追加の楽器がほしい、という事でした。 一度渡してはい終わり、ではなく、モニタリングはしっかり続けて、何が問題でいま何が必要なのか責任もってチェックしていくことも大事です。 このマチュティナオのように、楽器さえ投入すればそれをしっかり有効活用できると判断できる土壌があると、寄贈後の効果も保証されているので検討しやすくなりますね。 この学校がモデルケースとなり、他の学校にもこの良い例が広がっていけば良いなと思います。 音楽の楽しさを学校にもっともっと。合奏の経験から学ぶことは本当にたくさんあります演劇 マチュティナオは小学校だから、先生が生徒に教えるっていう仕組みさえ成り立てばOKだと考えているんですが、 今回のように運良く楽器が演奏できる先生がどの学校にいるとも限りません。 そんな学校にも、この音楽教育のチャンスを広げられるように、やっぱり指導者養成は大事だなと実感しました。 今はシティのアベリアナの高校生を指導者として育てている最中ですが、マチュティナオの様な田舎(郡部)でも、「学んだ人間が新たな参加者を育ててゆく」サイクルを作り上げられればいいなー。試行錯誤。 まだまだたくさんの修正を加えながらやっていく必要がありますが、子ども達が演奏を楽しんで、演奏後に充実した笑顔を見せてくれるのを見ると、うん、やっぱり続けたい、そう感じました! 日付変わって今日はセカンドチャンス孤児院のアクティビティの日ですが、彼らにピアニカ教えるのももう残り数えるほどの回数になってきました。一回一回出来るだけの事をやってきたいと思います! セカンドチャンスのレッスンも、施設の移転に合わせてちょっと仕組みを変えてみたので、どんな様子かまたご報告したいと思います。 ところで 3月27日に最終帰国が決まりました飛行機 今年に入ってからは本当に1週間1週間が過ぎるのが早いです…。 終わりが見えると焦ってくるもんで、やり遂げたいこともたくさん浮かんできております。 もちろん1年間かけてやってきたピアニカプロジェクトは思い入れも強く、 3月13日に最後のピアニカ合同発表会をやろうと思ってますんで、そこに合わせて全力投球で仕上げていきます! クラリネット奏者として、アベリアナの子たちととあるジャズの大曲でコラボする予定手(チョキ)楽しみだな~。 今週はチラっとバンコクに旅行してくるのですが、帰ってくると本当に最後までフルスロットルです。 週末からは2週間うちの大学に東洋大学から団体で学生ビジターが来るので、そのお世話係になってたり。 その翌週末にはプルメリアに新たに2人の研修生が到着されたり。 3月にはPocoPocoはじめ中大生や他の学生団体さんがやってくる予定もびっしり。 今日本に帰っている、セブで知り合った友達も皆さんこれからどしどしこっちに戻って来られるようです。 そんで最後はHELL MONTH(試験とレポートの鬼月間)の再来! 燃え尽きて帰るぞーどんっ(衝撃)おーパンチ まずは3日後までに感想を提出せねばならん600ページのリーディングです。はぅ。 なんかねー最近は本当に良い出会いがたくさんで幸せです。 喋ってて楽しい人とばっかり出会う。素敵なことだね。だからビールはやめられないビール 今日は実はニュー・セカンドチャンスのお披露目会だったらしく、ご招待を受けていたのですがフィールドワークの為参加できませんでした。議員とか役人とかも来てたらしい。 それから大学ではオタクフェスとミスコンをやってたらしい!笑 クラスメイトがミスUPセブになったそうです。おめでたす。才色兼備。 全てをレポートできず残念! 関係ないんですが、4月から引っ越し後の家で使う洗濯機とガスコンロ(2口)を求めてます。 もし高幡不動近郊で手放す予定のある方、もしくはそんな話を聞いたって方がいらしたらぜひ情報お願いしますm(__)m では!今回は僕の将来の夢:森山直太朗のこの曲でお別れしましょう~ 森山直太朗 - 夕暮れの代弁者