セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

バンコク・アユタヤぶらり一人旅

昨日までタイに行ってましたー。 とっても良い旅でした。 first night.jpg とりあえず深夜バンコクに到着後、宿の近くの料理屋で一杯。シンハ―うまい! bangkok guesthouse.jpg バンコクでのゲストハウスは1泊700円くらいのとこ。非常に快適で、親切なおじさんのいる宿でした。 なぜか英語よりもフランス語の方が流暢に話せるスタッフ達。カオサン通りから歩いて15分くらい。 bringings.jpg 自分の旅行標準装備。普段学校に行くときに使ってるリュックサックひとつで行く。 中身は、パンツ、シャツ、パスポート、チビVAIO(役立たず)、充電器、手帳、薬(正露丸・パブロン・バファリン)、等。 それと地球の歩き方。やっぱ地球の歩き方があると助かります。 翌日はバンコクをぶらぶら。 market.jpg マーケットは各地に点在。野菜、肉、魚、衣料品何でも。 フィリピンと比べると、消費活動が活発なんだなーと感じた。スーパーはあんまり見かけなかった。日々の生活はマーケットで事足りるんだろう。 namazu.jpg Wew.ナマズの生命力Wew. 川魚を食べられるってフィリピン人驚くだろうな。 golden wat.jpg お寺巡り。きんぴか! gold.. satisphicated...jpg 細かい模様も妥協なく、だだっぴろい敷地内の巨大な建物それぞれがとにかく立派。 buddha wow.jpg 何百年も前、何万人って人間が、この一つの寺を作るために一生を懸けて働いたんだと思うと、ただただ畏敬の念を抱くしかない。 仏様の下に人々はパワーを結集させて来たんだ。 パワースポットというか、本当にまざまざと、人間のパワーの塊に触れたような。 細部の拘り×トータル力。建築技術、美的感覚は現代のそれにも劣らずむしろ圧倒している。 材料や金の調達から、彫刻、絵画、なにからなにまで人の手で、高い技術力と忠誠心を持った人々の手で為され、本人たちはその目で見ることは出来なかったであろう完成体を残す。 指揮系統の完成度も驚くほど高かったはず。 2011年、僕は一体何をしているんだろう。 ennoshita.jpg 縁の下の力持ち chao praya fish.jpg バンコク市内の移動はチャオプラヤ河をボートで。川は魚だらけ! kaminoke.jpg 欧米人バックパッカーがとにかく多い。英語、フランス語、ドイツ語…と色んな言葉が飛び交う。 yam unsen.jpg かの有名なバッパーの聖地・カオサン通り。ヤムウンセンを食す。唐辛子を噛む。泣く。 kaosan.jpg 夜のカオサンは噂通りの盛り上がり。 german and swizz.jpg 屋台で出会ったドイツ人とはなぜか日中問題について語る。 年に45連休が取れるというスイス人。世界を切り取ったどこか一部に暮らす僕ら。 ビール奢ってくれてありがとう。 歩き回って疲れた足にマッサージ。30分で300円くらい。 foot massage.jpg 小学生の頃、きついなぁと思いながらずっと20センチの靴を履いていた僕は親指と小指が変形して今でも長時間歩くと指が痛くなります。成長期には大きめの靴を履きましょう。 red shirt.jpg 民主化広場?的な場所で赤シャツの集会が! red assembly.jpg 政治マターに庶民が熱くなっている。 バラマキ批判を受けるタクシン派だけど、本当にバラマいて有権者を手なづけてるだけなら、こうはならないだろう。きっとフィリピンとは違う。 翌朝。美味しい麺で体を起こす。 noodle.jpg バンコクをもう少しぶらぶらして・・・ terakoya.jpg 寺子屋 noodle2.jpg 麺ばっかり食ってる気がする。 train for ayutthaya.jpg 昼過ぎにアユタヤに移動。電車で2時間くらい。窓無し、扇風機車両で40円くらい(安)。 出発、到着はかなり遅れた。ただ、世界の車窓から気分でのほほんといい感じ。 wat ayutthaya.jpg ayutthaya sunset.jpg アユタヤにつくと時間はちょうど夕暮れ時。美しい夕陽が見れた。太陽が大きい。 日が暮れた後遺跡の中で迷子になり、本当に怖かった。えへへ。 貸し自転車をレンタルし、市内を回る。一泊借りて240円。健康的で素敵だね。 thai suki.jpg 夜は屋台でタイスキ。めちゃうまい!めっっっっっちゃうまーーーーい!!!!!!!!!! これはもう生まれてきてから1番感動したと言っても過言ではないくらい美味かった!! しかも、食べれば食べるほど野菜と鶏肉の出汁がスープに溶け込んで、どんどんおいしくなってくの。 これを食べるためだけにまたアユタヤ行きたいってくらい。 翌朝、もう一度食べに行こうと試みるも、ナイトマーケットの中だったので夜しかやってなかった。 バンコクの別の店でも食べたけど、やっぱりこの店のが最高だったなー。 suger.jpg 砂糖食べ物。タダでくれたお姉さん素敵。 その晩は、禿げてるけどめちゃくちゃ親切なおばさんがいるゲストハウスに泊まる。 1泊900円くらいだけど、部屋にホットシャワーもトイレもある。Wifiは使えないが、有線でネット使える! ビールのつまみが欲しいなーと言ったら、コンビニまで買いに行ってくれる!!! アユタヤの夜は早く、11時くらいには皆寝静まってる様だった。 翌朝。 sleeping buddha.jpg 今までも遺跡とか世界遺産とかたくさん見てきたけど、タイの遺跡は自然のものではなくて、人間の業で作られたもの達。 しかも、全てが仏教に関係するもので、仏像はじめ、顔のある巨大な実体が存在しているのは不思議な感覚だった。 kaomankai.jpg 屋台でカオマンカイ。 んー、チキンライスはブルネイで食べたのの方が美味だったかな。 とかふと考えると、旅の思い出ってリンクしていくから面白いなーと思う。 colorful.jpg お土産をひとしきり買って、バンコクへバスで戻る。 宿のおばさんに教えてもらった後車場をしっかり寝過ごし、終点まで行ってしまう。 horrible.jpg すると運良くウィークエンドマーケットに辿り着く。 やっぱり旅は計画しない方がいいと思うんだね。大まかな筋書きはあっても。 僕は計画に行動を縛られると、脱線したときになんだかイライラしてしまう小さな人間なので それなら無で歩き回って、出た目を楽しんだ方がよっぽど気楽なんだね。 だからなんにも決まってない一人旅が好き。 念願のタイパンツも買えたし、安くて旨いビールと屋台飯も満喫できたし、親切なタイの人達とふわっとした時間を楽しむことが出来て、良い旅でした。 特にアユタヤは人がすれてなくて、相手の心が信じられるのにほっとする1日でした。 タイをぶらぶらしながら、あぁまだまだ自我が確立できてないんだなぁ自分はと思い知った。 もっともっと自分を知らないところにポトッと置いてみて、要らんもんをボロボロ落としていきたいな。 なにか新しいものを感じる時、「どうやって伝えるか」という回路で言葉を考えてる自分も発見した。 そんな自分が好きではない。もっと心でストレートにワイドに受け止めたい。 ちなみに、今回の旅の予算は2万円ちょっと。 飛行機代がセブパシフィックのプロモだったので往復7000円くらい。 マニラの空港利用税1500円が高い。 食事は大体屋台で食べると100円前後。ビールは缶で90円、ジョッキで150円くらい。 交通費は、チャオプラヤ川のボートが一律40円くらい。タクシーは初乗り100円。 けっこう贅沢に食べて、飲んでしたつもりだけど、お土産代含めて現地では3泊4日で15000円で済みました。 写真は他にも http://www.facebook.com/album.php?aid=2084763&id=1206987212&l=9077b69d1e ここに載せてるんでよかったら見てください。 さて、次の旅まで。