セブキッズとの道!

フィリピン・セブ島を拠点に、スポーツ・音楽教育を通したライフスキル育成に取り組むNPO法人セブンスピリット。

そういえば、こっちで泣いてる子って見ないなぁ。

ふと思ったんですけど、 babe3.jpg 日本では、子供がゴネて人目もはばからず泣きわめいて、お父さんお母さん困っちゃうみたいなこと珍しくなく、よくありますよね。 デパートでおもちゃ売場を離れたくないときとか目 それが、こっちでは無い。 なぜだ? いや、もちろん泣いてる子見たことないわけじゃないんです。 でも上に書いたようなシチュエーションに出くわす事が本当になくて。 でちょっと自分の頭の中で分析してみたんですが眼鏡 たぶん子どもとしては、自分の思い通りに事が進まないときとか、なにか不快な気分の時に泣くんですよね?子ども育てたこと無いからよくわからんが。 だからオムツにうんちしたときとか泣きますよね? 欲しいものが手に入らないときとか。 何か自分の意思に反する事をさせられる時とか? うん。 じゃあなんでこっちの子供はあんまり泣かないんだ? ぐるぐる考えたんですけど… あ! たぶん、親が子どもの意思に反して何かをさせるってことがないのか? という仮説に辿り着きました。 つまりどういうことかというと 例えば日本だったら子供がみっともないことしたら親がすぐに止めに入ったりとか、子供の興味とは別の方向に連れて行ったりとか、 もちろん必要なことなわけですが。 でもこっちは 子どものやりたいだけやらせる っていうか 親は親、子は子で楽しんでる っていうか…。 日本ほど親が子供の行動をセーブしてないから、子供もわざわざ泣くような気持ちになる事がないのかなー。 良い意味か悪い意味かわからないけど、比較的放ったらかしというか犬 ただ、別に親が行動を監視してないでも子供なりに「空気」を察してる気もするし、親以外の周りの大人もちゃんと気に掛ける様子だし、もちろん悪いことした時には叱られてるし、 特に無秩序キッズワールドが存在してるわけでもありません。 日本の子供にとっては、なんだかとりあえず泣き喚いて親を困らせる事が、欲しいものを手に入れる1つの作戦でもありますよねドコモポイント けど、あまり多くの“物”を持てないこっちの環境で育っている子ども達は、小さい頃からどこかでその辺のことをわかってるような気もします。 だから、とても小さい子でもあれが欲しいこれが欲しいというよりも 「家族にこれがあげたい」とか「分けてあげたい」とか、広く言うとシェアの精神があるんですよね~。 まったく感心しちゃいます。 うーん。なんとも確信のある結論には至らなかったのですが 「子供が泣かない」 そんなところにもフィリピン社会の一面が見える気がします…。 babe1.jpg 単に子供がボーっとしてるのもあるのか?泣くの疲れるしな…(笑) 皆さんはどう考えますか? babe2.jpg パワフル母さん