発想の転換。皆が幸せになるには?
この週末は、プルメリアの里親会員さんがセブにいらしていたので、里子訪問とアイランドホッピングに同行させていただきました!
里親さんから、里子にプレゼントを渡しているところです。
そして、後ろに居るのは里子の母親(多分…というのは里子が2名いたので、もしかしたら違う方のお母さんかも)。
学用品やお菓子をもらって、とても喜んでいるのが、表情からわかります
いつも、日本からいらっしゃった里親さんとこっちの里子が対面するところを見ると素敵だなぁ、と思います。
ちょうど、今日の授業で“Noble's Oblige”という言葉が出てきました。
すなわち、“豊かな生活を送ることができている層は、社会的弱者の面倒を見る義務がある”、という発想です。
この概念は、これまではとある国家の中でのみ成立していたんでしょうが、
(宗主国と植民地の関係を考えれば、正反対であることはわかります。)
現代に置き換えれば、国境を越えて、これをやっている人や団体が増えてきていて、そして国内レベルでみると、特にフィリピンなんかを考えれば、逆に上流・中流階級による庶民からの搾取が進んでいるんだろうな…と思います。
これは植民地支配による影響がとても強いはずですが、なんとかうまくバランスをとるために、「修正」を加えていく必要、そしてそれに携わる義務は、世界中の人間が持っているのかな、とも思います。
色々言っても、現に今自分たちが生きているこの瞬間には、紛れも無く、離れた場所で暮らしている数えられないほどの人間の生活が在るわけですもんね。
一人でも多くの方が、NGOプルメリアをはじめ、たとえ他の方法であっても、同じ世界に生きている人達との助け合いに加わっていけたら、と思います。
支援にご興味のある方は、こちらをご覧ください↓
セブこども教育支援プルメリア(http://www.cebu-plumeria.jp/index.html)
さて、アイランドホッピングですが、どんな感じかは以前の記事『アイランドホッピングに行ってきました。』(http://henjinpooh.seesaa.net/article/150809921.html?1280231793)で紹介した通りなので、今回は
「アイランドホッピングに行くと必ず出くわす人々」について
目的地の島に向かうため、陸から船で30~40分ほど進まなければならないんですが、その船に乗る場所である桟橋には
「シャチョーさーん オミヤゲ オミヤゲ♪」
を連呼するおばあちゃんたちが待ち構えています(笑)
子ども達も。この子たちは麦わら帽子を売ってるんですね。
「アナタノナマエワ?」から始まり、桟橋の上を歩いている間とってもフレンドリーに接してくれます。
そして、いざゴール地点(船乗り場)に近づくと
「オミヤゲ アトデネ ○○サン」
と、出発を見届けてくれます
その言葉通り、島から帰ってきたらちゃーんと
「○○さん タノシカッタ? オミヤゲネ」
とビジネス再開です(笑)
かなりしつこいです…
さらには
「ワタシ カワイソウネ。 オカネ モッテナイネ」
と心理戦に突入します(苦笑)
まぁ、欲しくないものを不本意に買うのも気持ちが悪いかと思いますが、
たしかに、彼女たちが言っていることは決して間違ってはいなくて、
この売り子たちは楽な生活じゃありません。
「絶対買わない」と意地になるよりも、
“安上がりなお土産”と考えて、価格交渉を楽しみながら買ってあげようと発想を転換した方が、後から気持ちい思い出になるんじゃないかと思います
自分が持ってるリストバンドみたいなアクセサリー、値切った結果10個で200ペソ(400円)です!
毎回ドライマンゴーじゃ日本のみんなにも飽きられるだろうから
ちょうどいいお土産になります(笑)
それにしても、ひとつ売って40円。これが彼女たちの現実なわけです。
ぜひ、麦わら帽子で南国気分を味わってください
あなたが南国気分を味わえば、この子も少し、幸せになると思います
なんだか寂しい背中でした…。
色んな事ひっくるめて、もしセブに来たらぜひ海には遊びに行ってくださいね!なんたってビーチリゾートですから。
ウニもいるよ。
話は変わりますが今日、道路で10メートルもしない距離に2台のジプニーが停車してて
パンクしてました。
電話してもJAFは来てくれません
自力で直すしかない。
夫が運転手、妻が運賃回収と言う夫婦二人三脚のジプニーはよくあります。
仲良く笑顔でパンク修理。なんだか良いですね
この道路は広いからまだいいけど、一本道だと渋滞のもと!
「壊れるまで使う」フィリピン。車検なんてなし。
メンテナンスに気を遣えるほど、経済的余裕はないんですな
こんなカオスな建築で、大丈夫か?と独り不安になる。
その分事故も多いですが、なんだかのほほんなフィリピンなのです。
良い意味でも、悪い意味でも…