Vol.1:日本食「悟空」×清野慎介
最近、ひでぶーは2つの事に気が付きました
1.セブではいろんな国の料理が楽しめる
さすが観光地なだけあり、国際色豊かなセブシティには色んな国のレストランがあります。
セブに来れば食の世界旅行が楽しめる!しかも安い!おいしい!
これは読者のみなさんに紹介せねば~。
2.セブで出会った友達は面白いことやってる人が多い
海外に長期で来ている、しかもセブ。セブには何かと面白い事をやってる友達が多いのです。
うん。これは読者のみなさんに紹介せねば~。
ということで始まりました。ででんっ
「世界の味×セブの友達」シリーズ!
残り3か月の滞在で、出来るだけ多くの国籍のレストランに足を運んで、自分の味覚とお財布感覚で計る満足度をじゃんじゃん紹介していきたいと思います
さらに、一人で行っても寂しいだけなんで、セブに来ているワールドワイドな友達と一緒に食べに行って、ちゃっかり彼・彼女のインタビューまでしちゃおうというなんともグローバルな企画です!!我ながら名案
なかなか雑誌やメディアのスポットライトを浴びることはなくても、セブは面白い若者であふれていますよ~。
ひでぶーでは、せっかくなので自分の交友関係の中から、そんな刺激的な友達を紹介していきたいと思います!さぁ皆で触発されよう
第一弾の今回はこの国からスタート…
我らが日本! 「日本食居酒屋 悟空」です
そして今回コラボするお友達は…
オンライン英会話スクールでインターンシップ中の清野慎介さん、通称シンさん!!
しんさんとは共通の友達を介して知り合い、それからは飲みに行ったりゴルフに行ったりお風呂に行ったりする仲です
今回は「居酒屋に行こう」って話で悟空になりました。
しんさん、現在は一年間大学院を休学して、セブ市内ITパークにあるオンラインの英会話スクールでインターン中。今月帰国しちゃうので寂しくなりますが、日本に戻るとすぐに就活だそうです
ひで「とりあえず記事で紹介させてもらいたいんで写真撮ります」
無駄に白黒で撮ってみました。笑顔に人柄の良さが表れているでしょ。
ひで「なんかこんな改まった感じで聞くの変な感じですね。あはは。でもやります。しんさん、なんでセブに来たんですか?」
しんさんは新潟の出身。大学で仙台へ移り、院に進学してからも研究を続けてきました。
1年生を終えた時点で、前々から感じていた「韓国や中国に比べて日本の若者は内向きだな」という思いと、「将来は商社など海外で活躍する仕事に就きたい」というビジョンが後押しし、一年の休学を決意して海外生活にトライしたそうです。
「今の自分が世界でどの程度通用するのか。」
英語圏での単身生活が経験できる環境を探し、元々はインドでのインターンが決まっていました。
しかし、直前になってインターン先企業からのドタキャン通告
これも、海外生活を視野に入れた者への洗礼の様なものでしょうか(苦笑)
既に大学側に休学はしてしまっていた為、日本でぶらぶらしていくわけにもいかない。
;">「とりあえず、英語圏で語学を磨きながら、同時に仕事を探そう」
と、フィリピンへやってきました。
ひで「この鯵生きてるんですかね?」
しん「いや、死んでるんじゃない。おれ刺身居酒屋でバイトしてたからこういうのさばいたりできるよ、水槽から捕まえてきてカクカクシカジカ…」
そんな一面も持っているしんさんです。
ちなみにセブの日本食屋で刺身を頼むと、ツマの代わりに海ぶどうが添えられてきますよ。これがまた美味しいのです。さすが島国、海鮮の宝庫
ぜひセブに来たらシーフードをご堪能あれ
しんさんが最初に滞在していたのは、セブではなく、ルソン島の「バギオ」という町。
標高が高い事で有名で、フィリピンの中でも最も気温の低い地域です。
しん「バギオはセブと比べてもすごく田舎だから、刺激は少ないところだったよ。」
ただ、その分、学校の勉強には集中できる環境みたいです。
セブにもたくさんの語学学校があります。セブは人にあふれ、ショッピングをはじめとして外国人相手の「観光」で経済が成り立っている街ですから、学校の外で英語を実践して使う機会には恵まれるかな、と思います。
バギオでの留学中に現在のインターン先である英会話スクールを見つけ、採用が決まってからセブに移動。
バギオでの生活では、現在世界一周中、有名ツイッタラーの@mohidekiさんとルームメイトだったそうです。学生なら誰もが知ってる「タダコピ」の創業者で、自分も前々からフォローしてた人なのでビックリ。世界って狭いんだなぁ
モヒさんも、普段は結構普通な人らしい。普通な人が普通な生き方をする訳じゃ、ないんだねぇ。
まぁそもそも「普通」なんてなぁ。そんなもんは要らない。
にしても悟空の良いところはやっぱりビール。
飲みっぷりも男前ですね、しんさん!笑
飲兵衛なあなたには、“タワービール”もありますよ
ビールに合うつまみが充実していて、
(揚げだし豆腐)
飽きることなく飲んで喋って、
(タコ唐揚。大粒でボリュームあり)
いつも気づくと閉店です。とほほ。
ひで「セブで働いてみて、環境はどうですか?」
セブは観光地。上にも書いたように、観光をベースに経済が成り立っています。そういう意味で、ビジネス志向のしんさんにとっては、少し物足りない部分もあるそう。
しん「いざ社会人になって働くとなったら、もっとビジネス的なエネルギーの溢れている場所に行ってみたいかな。セブには、ビジネスの拠点といえばITパークやビジネスパークがあるけど、それでも中身はコールセンターが殆ど。“ビジネスの街”のイメージとは程遠いね。」
ふむふむ。確かに、スーツを着た人なんて滅多に見ないし、「オフィス街」なんて光景はこの町のどこにも存在しない。建物はたくさんあるし人口密度も高いけれど、香港や上海、バンコクやシンガポール、そんな街のイメージとは全く違う場所なんですよね。セブって。
ひで「実際、セブでの生活、どうでした?」
しん「英語の訓練になったしインターンの経験も出来た。学べたことはたくさんあったよ。」
ひで「セブだったからこそ学べたものとかって?」
しん「そこなんだよね(笑)なんかこれっていうものがセブだから学べたかと言われると、思いつくものは正直無い。ただ、良い経験になったっていうのは確か。」
「お好み焼きってつまみにもいいし、シメにもいいし、万能ですね。」
しんさんはバイクが好きなので、愛車に乗って日本の端っこから端っこまで走りまわったそうです
去年は韓国を旅行し、この年明けはベトナムで迎えたとの事
なんだか、優しいオーラをまとったお兄さんなんですが、自然と世界を自分のフィールドにしている、とっても居心地のいいお友達です。
国境を超えるって、国境を超えたことのない若者が考えるほど、とてつもなく大きい勇気や覚悟が必要なものじゃないのかもよ。
日本を離れた場所でもごくナチュラルにやっているしんさんの様な人と喋っていると、そう感じます。
自分を気持ちよく実現させるフィールドを、自分のセンスに素直に決めてみたらいいんじゃないかなあ。
人生の一ピリオドの使い方、[場所]×[方法]×[時間]というカスタマイズ。
意外と“なんとなく”、手作りで自分に合ったもの、経験できると思いますよ。
人生の選択肢を手作りすることを、そんなに億劫に感じないでいいんじゃない、若者たちよ
その方が責任も感じられる、やりがいも感じられる、自分らしさを感じられる。きっと。
食べ始めてから突然ブログインタビューの話を切り出したのですが、快くOKしてくれたしんさん、どうもありがとうございます。仙台で牛タン食べるの楽しみにしてマースらせん階段も楽しみにしてマース
どうでした?この企画。
またセブ在住のお友達の皆さんにはどんどんご協力いただきたいと思いますので、ひでぶーから声をかけられたらぜひご飯とユルめのインタビューにお付き合いください!
最後にお店の事をもうちょっとまとめておきます。
悟空は自分がセブで一番お気に入りの日本食屋さんです!去年の暮に移転して、今はGASISANO COUNTRY MALL前のBTCってとこにあります。
つまみはだいたい一品200~400円程度。生ビールも一杯100円です。九州男児ひでぶー好物の黒霧島もあります
シメにはソバが美味しいですよ!
今回は、お腹いっぱい食べて飲んで
しめて一人1800円。悪くないです。
なんといっても悟空は、数ある日本食レストランの中でもウエイトレスのお姉さんたちの感じがめちゃくちゃ良いですみんなかわいくて気さくのある人達で、たまにコスプレしてる日とかあります。
(注:決しておじさん目線ではない(笑))
ぜひセブで日本食が恋しくなったら、ひでぶーと一緒に悟空で一杯!