ピアニカ隊、SMデビュー!~日本語弁論大会にてアンサンブル披露しました!
1月29日土曜日、セブでは日本語を学ぶ若者たちが参加する日本語弁論大会が開催されました。
会場はSMトレードホール!広い!
お客さんもこんなに居るとは…!
日本人会の関係者の皆さん、それから参加者の家族…ざっと150くらいは入っていたんじゃないかな。
参加者の皆さんも、感情こめて一生懸命頑張ってました!お疲れ様です。
実は、この弁論大会の中で
アベリアナのピアニカチームが初めてお客さんの前でアンサンブルを披露しました!!
AAMCCさんという、こちらもセブの学校への楽器寄贈をされている団体と協力し、AAMCCさんが支援されているマボロ小学校の生徒さん達と合同でパフォーマンス♪
こちら僕の教えるチーム・アベリアナ!
初めて楽器に触ったのが12月、実質曲の演奏に挑戦し始めたのは1月に入ってから。
今回演奏した「津軽海峡冬景色」の楽譜は、なんと本番の2週間ちょっと前にようやく渡した…
というなかなかシビアなスケジュールだったんです。
ところが子ども達、一生懸命練習を重ねて、伴奏つきで演奏できるようになりました!
ぜひ当日の演奏をお聴きください↓
アベリアナハイスクールピアニカ隊、セブ日本語弁論大会での演奏
すみません、うまく動画の編集ができず…前半数十秒は飛ばしてもらって結構です。
果たして日本語弁論大会という場で子ども達に演奏させる曲はなにがいいかな~と考え、
まずやはり日本の童謡なんかを考えてたんですが、んー。インパクトに欠ける。
で、思いついたのが津軽海峡冬景色!
単純に自分がカラオケで歌いたい曲です(笑)
でも、よく考えたらリズムも単純だし、シャープもフラットもなく、印象的で覚えやすいメロディー。
これっきゃない!と思い、チャレンジしました!
子ども達も気に入ってくれて何よりです。
いつも一緒に熱唱しとります(笑)
元々は欲張って3パートに分けて、終わり方も盛大にアレンジしてたんですが、さすがに2週間ではそこまではいきませんでした
ただ、しっかりお客さんを楽しませられる演奏はできた(はず?な)ので、合格点かな?と思ってます
実は、今回ステージに乗る条件として、本番3日前にオーディションを行い、そこで一定のレベルをクリアできたメンバーのみがピアニカを演奏できる、と約束していました。
実際に、このステージにはピアニカ奏者としては乗れなかった子も数人います
でも、それ以上に、「ステージに立つ演奏者としての責任」を共有できたことは大きかったと思います。
オーディションまで皆しっかり自主的に練習を重ねてハモリの確認もやってましたし、完成度の高いパフォーマンスを披露することは客にとっても演奏者にとっても大切なことです。
ただ、ここで本当に難しいのが、オーディションで落選した子のケア。
基本的に、たとえ合理的な理由があったとしても、怒られたり、否定されることに慣れていないこっちの人たち。
一度このような事があると、それ以降ぱたっと姿を見せなくなることも十分想定できます。
なので、オーディション前からオーディションを行う意義をしっかり説明し、たとえ今回ピアニカ奏者として参加できなくても次回は必ずチャンスがあるという事、理解して臨んでもらいました。
やはり、基本的な約束事やルールを守らなかった時にはきちんと叱らないと、一向に意識の水準が上がっていきません。
でも、あんまり怒ると、みんなプツっとそっぽを向いてしまうので本当に大変です(笑)
こちらはマボロ小の子ども達。
大人数ですが、立派に「津軽の故郷」を演奏していました!
なるほど、ドラム(打楽器)があるとリズムがとても合わせやすくなるのだね学んだ!
実は思わぬトラブルが発生し、あたふたしながらも何とか進行を務めさせていただきました(苦笑)
僕たちのパフォーマンスの後には、カラテキッズ登場
師匠的な人に殴られたりケツを蹴り上げられるという気合いと白熱のパフォーマンスには会場がどよめき
見事でした!
完璧からは程遠いものの、よく一生懸命頑張りました!
ステージを終えた後の笑顔を見て、ほっと一安心
また次の舞台に向けて、そしてこの経験をより多くの子ども達とシェアするために楽しくやっていこう
演奏をお聴きいただいた皆さん、どうもありがとうございました!
マボロ、アベリアナの生徒とともに…。