案の定の展開!だけど負けずにNPO訪問第1弾!
自分の嫌いな言葉ランキング堂々1位を飾る
「案の定」
案の定な物事の進み方ってすごく嫌いだ
いつでも自分は予想を裏切る言動を発していたい!
ところが・・・
案の定、早々に体調崩しました(笑)
たぶん原因は
寝不足+飲みすぎ+扇風機
…ですな。
今日はおとなしく宿で休んでいます
昨晩は初めてのカウチサーフィンでした!
市の中心からちょっと離れて、観光客は全く見かけない地域のお家でした。
街中には英語がしゃべれる人は皆無。
なんとかジェスチャーで料理を注文し、楽しく飲んできましたぜ
とりあえずガハハーって笑っとけばベトナム大丈夫みたいだ攻略法!
麺がうまいなぁぁぁぁ。
そして非常~に安い。
(今のとこ、予算1日1000円くらいでがんばってます。)
ところが、ビールが冷えていないのが残念であります。。
フィリピン同様、こっちもビールは氷を溶かして呑むのが一般的なよう。
ただ、もともとアルコール度数は高くないし、味も濃くはないので、うーむ。って感じ。
今日の体調不良も、この氷が原因かなぁ~とか若干疑ってます氷に使ってる水は不衛生ですからね。
カウチサーフィンのホストをしてくれたヒュー君は、
「10時から学校だから9時には起きる」
と言っていたのに一向に起きる気配がなく・・・(僕と同じニオイを感じた)笑
午後からNGOのアポがあった自分たちは、さよならも告げぬままお家を出たのでした。
彼と写真すら撮ってないわ。残念。
そのあとは、超絶体調不良を感じながらも、なんとかNGO訪問を遂行してまいりました。
移動はバイク!運転手よそ見しまくり!怖いわ
とりあえず心の底から陽気な運転手さんたちでした。
なぜか彼らにフランが爆笑されながら親指を下に向けられていました!
30分ほどバイクで行くと、今回の訪問先「CoCoRo作業所」に到着!
日本のNPO「V-heart」さんが運営する、障害者によるハンディクラフト等の作業所です。
見学を受け入れてくださって感謝です
簡単に自己紹介を済ませると、作業員の皆が歌や踊りを披露してくれ
お返しにふらんは「上を向いて歩こう」を歌い
(バックダンサーを従える音痴は初めて見ました。)
自分は楽器を吹いてみんなに踊ってもらいました!楽しかった
その後はこの作業所で作られた製品を皆が身に付けてファッションショー!
どの製品もかわいいし機能的だし、センスがいい!
正直あるじゃないですか。
フェアトレードとか、障害のある人が作った作品とか、
ちょっと商品としてはイマイチだなぁ。。って思ってしまうケース。
でも、普通にクオリティ高くて、
たくさんの色の糸を織り合わせて布地を作っていたんですが、微妙な色味のセンスが良い!
本当に気に入って、帽子を1つ買っちゃいました!
↑かぶってるやつ。絵描きっぽくないですか:)なんと700円くらい!安い!!
作業の体験もさせてもらい、こんな複雑な仕事不器用な自分には到底無理だと思い知り。
でもみんな優しくて、上手に出来たとほめてくれました!ありがとう!
↑良い仕事をしたら赤い四角、ちょっとダメだったときには黒の四角をつけていき、
毎月の終わりに赤いマークが一番多かった人にはご褒美があるそうです!
やはりモチベーションの維持装置は大切だなぁ。
と、一通り見学をさせてもらったところで自分が急な発熱。。
「頭痛いよ~」と嘆いていると、
力いっぱい頭をマッサージしてくれました!
うん、すごい嬉しいんだけど、ちょっと頭痛悪化したかな!笑
とにかくやさしくて笑顔はじける皆さんでした!
職員の先生たちも色々と手厚く僕たちのことをもてなしてくれて、
熱を出した自分にも薬をくれたり色々ありがとう。
ベトナムは社会主義の国ですから、
一党独裁、計画経済、そんなイメージを持ってこっちに入ったのだけれど、
ドイモイの影響もあってか?ほとんど実質的には資本主義だな、という印象です。
未だにマクドナルドを見かけないことだけが、唯一の資本主義への抵抗?のように映るというか。
障害を持つ人が、日本のNPOの支援によって職を手にしているという現状を鑑みれば
やはり社会福祉の充実度は極めて未成熟なのだろうな、と思うわけです。
その辺の部分、ぜひもうちょっと詳しく調べてみようと思います。
ホーチミン市、とにかく広くて、行っても行っても栄えています。
ストリートチルドレンも殆ど見かけず。
道端の物売り達も、フィリピン人と比べるとガツガツしていないなぁ。
「ベトナム人はよく騙す」
というステレオタイプを頭に置いてやってきた僕は
こんなにも陽気で親切なベトナム人の性格にほっとしています。
(旅行者として最低限の注意は払っているからでしょうが・・・)
言われてみれば、
「イギリスの飯は不味くて食えたもんじゃない!」
とは有名な話ですが、
去年ふらんとイギリス行ったときは飯の美味さに感動していましたw
物価も安く、食文化も豊か。
自分たちの築いてきた文明を保つっていうことは、たとえ時代が変わっても、精神的な豊かさを担保してくれるものなのかなぁ。と思います。
明日はベトナム最後の1日!
ベトナム戦争にかかわる施設、ベトナム人の宗教観に迫れる寺院など、ぜひ見て回りたいと思います!
そして体調を戻してベトナムビール全部制覇するぞ!!
*Note
・ベトナム人は美人が多い
・ベトナム人は平気で親指を下に向けてくる
・ベトナム人は通じないとわかっていながらベトナム語で畳み掛けるように話しかけてくる